― 生きる ― |
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もがき続けていると浮上は遅れますが、静かに沈んで行くと不思議と楽になり、いつの間にか足が真っ暗な海底に触れる時がやって来ます。
するといつの間にか海上へと体が昇って行き、不思議と早く光が見えて来ます。 どう仕様もなく八方ふさがりの時は「まあ、いいか」と開き直る。流れに任せて時期を待つ。膠着していた人生に変化が現れるのを・・・待つ。
ユングは言います。 ―深みへの下降は、常に登高の前ぶれである。−・・・と。 「明るい高みをめざすには、まず暗い深みへ沈降しなければならない。」 【地獄の水のざわめく深淵】へあえて降りていく。 危険を冒すことで初めて夢見者は精神的な高みに臨む事が出来る」 −ユング− |
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